■ ID
| 1240 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| カオリン粘土中ダイオキシン類の分布と天然生成プロセスに関する研究
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■ 著者
| 堀井勇一
埼玉県環境科学国際センター 大塚宜寿
埼玉県環境科学国際センター 蓑毛康太郎
埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄
埼玉県環境科学国際センター 山下信義
(独)産業技術総合研究所
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■ 出版元
| (社)日本環境化学会 |
■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第19回環境化学討論会、平成22年6月21日 |
■ 抄録・要旨
| ダイオキシンの自然発生源としてカオリン粘土が注目されている。国内の15地域より57種の関連粘土を収集し、そのダイオキシン類濃度分布を調査した。毒性等量(TEQ)の平均値及び濃度範囲は、それぞれ6.6pg-TEQ/g、0.00068〜47pg-TEQ/gであった。産地毎のTEQは、高い方より瀬戸(21)、石見(12)、丹波(7.9)地域の順であったが、いずれも土壌の環境基準以下であることが判明した。粘土の生産量とそのTEQから見積もられた粘土に由来するダイオキシン類のインベントリは4.7g-TEQ/yrであった。また、粘土の金属元素組成分析から、チタンとダイオキシン類濃度に有意な相関関係がみられ、これをもとにダイオキシン類の生成プロセスの仮説を示した。
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